2022.07.24
講座「おしえて!しゃけこさん、美味しい鮭のすべて」開催

夏休みの一日、鮭の講座を開きました
築地市場から徒歩3分の築地社会教育会館で、夏休みに入った最初の日曜日に、楽しい鮭の講座を開きました。
お子様から大人まで15名ほどのご参加をいただき、みんなで時鮭1尾丸々を切り分け、鮭おにぎりを作るという、初めての試みです。
最初の30分は鮭についてのよもやま話。地球環境…特に海の変化に伴う鮭の困った問題や世界をまたにかけた流通の最新事情なども、知っていただきたいと思い、お話しました。それからのおにぎり作り体験で、鮭に親しみを持っていただければ幸いです。初の試みを暖かく受けとめていただいた参加者の皆様に、この場を借りて心より御礼申し上げます。
自分で食べる鮭を自分で切り分ける
難しいお話はそこまでで、本日のメインイベントは鮭の解体ショーならぬ、みんなで鮭を切り分ける体験です。1尾の鮭を2枚におろすところまでは、私がお見せしましたが、自分が食する切り身を切り分けるのは、参加者の皆さんにお願いします。
目標は一切れ100gと決めて切ってみます。切ったらすぐ秤にかけて目方を知ります。ジャスト100gで切れた方もいらっしゃいますし、ちょっと小さめ、大きめであっても、実際に切る作業は予想以上に楽しく盛り上がりました。
今後、スーパーなどで切り身を買う際にも、100gの切り身の大きさを肌で感じて経験値としていただけるのではないかと思います。
鮭の切り身を焼くテクニック
次は自分で食べる鮭の切り身を焼いてみます。今回は甘塩の時鮭と、超辛口の紅鮭の2種を焼きます。両面焼きのグリルを使うので、ひっくり返す手間はいりませんが、以外に難しいのが超辛口の鮭の焼き方です。予めアルミホイルを敷いて、超辛鮭を載せて焼くと、熱が入るにつれて魚から塩が噴き出してきてびっくり、この塩が蒸発した頃に焼き上がりとなります。今日、グリルでもフライパンでも、魚を焼くのはさほど難しくないのですが、私も参加者の皆さんと一緒に体験してみて、ちょっとしたコツ予熱の重要さとか、切り身の厚みと火の入れ加減の関係など、改めて勉強させていただきました。
鮭おにぎりを握る
いよいよ、鮭おにぎりを作ります。
鮭は、まずほぐす段階で骨を取り除くことが大切です。皮はこんがり焼けていれば、そのまま付けて使います。鮭の準備ができたら、ごはん茶碗にラップを敷いて、おにぎり半量のご飯を載せ、鮭を真ん中においたら、残りの半量を上にかぶせて、ラップごと握ります。
超辛口鮭はあらかじめうんと細かくほぐし、ほんの少量をごはんにまぶして、ゴマも振り、軽く混ぜてから握ります。
ぎゅっと握ればご飯が固まって食べた時にお団子みたいな食感になりますし、軽く握れば海苔を巻く前にばらけてしまいます。流石にベテラン主婦の方々はお上手です。でも初めて握ったお子さんのおにぎりもきっと美味しかったはず。
手作りって、やっぱり良い味ですよね。
コロナ感染対策について
今回は、感染拡大期間中の開催でしたので、対策は万全にしました。
まず、一尾の鮭を切り分ける段階では、包丁は一人ひとり個別に用意し、その上、衛生手袋も着用していただきました。鮭は焼いて食べるので、そこまでの対策は必要ないようにも思っていました。やりすぎではないかと思えるほど。でも、終わって思ったのは、安心感って大事だということです。
包丁を使い回さず、不特定多数が食材に触らないこと…こうした配慮で安心して食べることができるなら、今の時期に必要な対策だと思います。対策全てに心をくばってくださった築地社会教育会館に、深く感謝いたします。

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