しゃけこです!
この度『女優 沢村貞子と築地』というテーマで、 「労働の科学」という小冊子に原稿を寄稿させていただきました。
沢村貞子さんは明治生まれ。
昭和の時代に舞台や映画で名脇役として活躍した女優さんです。
そして晩年まで、毎日の献立を細かく記録していた方でもあります。
その文章には、生活の知恵や心遣いがあふれています。
今回の寄稿では、沢村さんの著書『わたしの献立日記』について書きました。
その中から、私の好きな一節をご紹介します。
『 長い間生きていると、いつの間にか自分なりの暮らし方が身について、今日も明日も同じことを繰り返していく。
そのうちドンヨリと気持ちがよどみ、しまいには砂を噛むような味気なさに気がめいってくる。
もしそれに気づいたら、どんな小さなことでもいい。
とにかく目先を変えることである。 』
この言葉に惹かれたのは、 私自身、ここ築地魚河岸で何十年も過ごし、素晴らしい食材に恵まれてきたからかもしれません。
それでも毎日同じことを繰り返していると、時々目先を変えたくなります。
そんな時に、沢村さんの献立がとても参考になります。
築地は、まさに出汁の宝庫。
かつお節や昆布のお店がたくさんあります。
出汁を取るのがちょっと面倒だな…と思うこともありますが、 沢村さんが丁寧に出汁を取っている様子を読むと、私も見習いたいなと思います。
美味しい出汁には、実はそれほど具材はいらないという。
焼き海苔の余りに生姜を入れて出汁を注ぐだけでも、美味しいお吸い物になるそうです。
魚の粗を炊いたり、マグロの余りでネギ間鍋を作ったり。
鮭もお好きだったようで、毎日のように召し上がっていたとか。
でもそこに、柚子や木の芽をひとかけ添えるだけで、ぐっと美味しくなる。
そんな料理の工夫も沢村さんから学んでいます。
Eテレでは、沢村さんの料理を料理家の方が作って紹介する番組が、日曜の夕方に放送されています。
興味のある方はぜひご覧ください。
私自身も、築地の食材をもう一度見直してみたいと思います。
YouTubeに動画を投稿しました。
是非、ご視聴ください。
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築地 鮭の店 昭和食品
〒104-0045 東京都中央区築地4-13-14
TEL/FAX 03-3542-1416
通販サイト:https://tsukijisalmon.com/
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