2025.06.12

エッセイに登場する『鮭べんとう』のお話し！

築地 鮭の店 昭和食品のしゃけこです！

今回は、いつもとちょっと趣向を変えたお話しです。

作家の藤沢周平さんのエッセイ集『ふるさとへ廻る六部は』という本の中に登場する、『鮭弁当』の話です。

戦前生まれの藤沢さんは山形県の出身で、子供のころに食べた『鮭弁当』について懐かしまれて書かれています。

以下、『ふるさとへ廻る六部は』より引用します。

こういううまいシャケで思い出すのが小学校のころの弁当で、アルミの弁当箱につめたご飯に、焼いた塩引き鮭とタクアン二切れほどのせるのが、日の丸弁当以前のもっとも平均的な弁当のおかずだった。昼になって弁当をひらくと、ご飯もシャケもつめたくなっているが、シャケをどけた後に適当な塩味、切身のアブラがしみこんでいて、これがうまかったものである。

引用終わり

この話に私はとても共感しました！

当店では店頭で鮭おにぎりを販売しております。

おにぎりも温かとき美味しいのはもちろんですが、常温まで冷めても美味しいんです。

藤澤さんの故郷はお米の産地でもあるので、さぞや美味しいお米だったのだと思います。

この時代は質素でありながらも、豊かな時代でもあったのでないかと思います。

これから暑い季節になっていきますが、ちょっとしょっぱい鮭おにぎりを食べて、乗り越えていきたいですね！

『ふるさとへ廻る六部は』藤沢周平著　

Amazon　https://amzn.asia/d/fp68spN

是非、当店の鮭おにぎりを食べに来てくださいね！

当店の地図　GoogleMaps https://maps.app.goo.gl/GrZdGR3bjBKHPuHy6

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築地 鮭の店 昭和食品

〒104-0045　東京都中央区築地4-13-14

TEL/FAX　０３－３５４２－１４１６

通販サイト：　https://tsukijisalmon.com/

YouTubeチャンネル：https://x.gd/gBnR0 

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