2022.06.30
「労働の科学」2022年6月号で、店主の佐藤をご紹介いただきました。
ご紹介いただき、改めて思うこと
店主の佐藤友美子と申します。
私がこの築地に足を踏み入れてから、早くも30余年が経ちました。当店との最初の出会いはある年の年末。暮れの買い物でごった返す市場で、鮭屋を訪ね鮭の切り身を買い求めたのがきっかけです。なんだかとっても忙しそうで、人手が足りないように見えたこの店の親父さんに「人なんかいりませんか?」と、イチかバチかで声をかけた瞬間に、私の運命の羅針盤は築地を指したのでした。
…そんなエピソードから築地のジェンダー問題まで多角的なインタビューとなり、丁寧に記事にしていただきました。
出来上がった一冊をいただいて読み返し、来し方を改めて懐かしく思うと同時に、行く末といいますか夢へのアプローチなどについても、改めて考えるようになっています。それは些細なことで、今年、デパートに出店しようという仕事上のチャレンジもあれば、今夏の盆踊りで上手に踊りたいという小さな楽しみもあります。そのひとつひとつを丁寧に辿っていくことで、私の築地人生もまた歩を進めていくことができると思う、今日このごろです。
一般の書店では入手が難しい当誌ですが、築地の我が店に献本していただいた1冊がございますので、よろしければお手にとって御覧ください。
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